O様のmimiはROVERのmimi

誰にも見られていない前提で、穴に向かって呟くがごとく。

試乗体験【BMW 320d セダン】

www.bmw.co.jp
というわけで、試乗体験のもう一台はBMW 320d セダンになります。
なぜこの車両なのかといえば、理由は簡単。ディーゼルエンジンがこの車両しかなかったからです。
そのディーラーのスタッフが言うには、このディーゼルエンジンを搭載した試乗車両が一番人気で、休む暇もなく(文字通り)大車輪で回転しているそうです。やはりみなさん、ディーゼルエンジンに並々ならぬ関心を持っているようです。

さて車両の感想です。
さすがの3シリーズ。さすがの貫禄です。非の打ちどころがまるで見当たらない。
ディーゼルエンジン自体の感想ですが、ガソリンエンジンとなんの遜色もない出来栄えで驚きました。
車外ではディーゼル特有のカラカラ音は多少聞こえてきます。しかし社内ではほとんど聞こえてきません。耳を澄ませないと聞こえてこないレベル。そして振動自体もほぼ皆無(というかガソリンエンジンと変わらないレベル)
アクセルレスポンスも応答がよく、吹けあがりも気持ちよく上まで回っていきます。

このディーゼルエンジンに一体なんのネガティブな要素があるのでしょうか。

以前マツダのCX-5にも試乗したことがあります。(買いもしないのに迷惑な話だ)
当然ディーゼルエンジン搭載車両。正直な感想としては、ディーゼルのネガティブな部分はあまり感じませんでしたが、逆にエンジンとしての魅力もあまり感じませんでした。(あくまで個人的な感想)

しかしこのBMWディーゼルエンジンBMWが掲げる「駆け抜ける喜び」を十分に感じさせるものでした。
しかもこの320dに搭載されているディーゼルエンジンはN型と呼ばれているもので、実は先ほどの2シリーズツアラー系に搭載されているエンジンの一つ前のモデルになります(逆に言えば、2シリーズツアラー系はB型でさらに進化したエンジンといえます)
N型ですらこの完成度。B型のエンジンはどんなものなのか想像がつきません。

ただ、個人的な好みでいえば3気筒エンジンのほうに分がありました。
こちらのほうが軽やかだったように感じます(そりゃ排気量も方式も違うので当然)

うーん、実に悩ましい。(今悩む必要があるのか…・・・)